第一章
 17 三つの丹田

  
 「気」を集める場所が「丹田(たんでん)」です。「丹」とは「薬」、「田」とは「場所」を意味します。つまり、薬のできる場所が「丹田」です。

 丹田には「上丹田」、「中丹田」、「下丹田」があります(A図)。この三つの丹田のそれぞれに「気」のエネルギーをチャージすることによって、心身に、様々な効果をもたらすことができるのです。(ヨガではチャクラが教えられています[C図])。丹田とチャクラはまったく同じものを指しています。ただ、チャクラは7つ、丹田というと一般に3つで、数が違いますが、それは教える体系が違うためで、A図とB図のように、どうとらえるかの問題なのです。

 「気」をチャージするというと、とても高度な、習得がむずかしい技なのかというと、いたって簡単で、「注意を集中することが「気」を集めることです。

 普段、日常生活では、目で外界を見、耳で音を聞いて生活していますが、「気」を集めることができません。「気」が集まらないと、私たちは「気」の存在に気づけません。「気」は濃縮化されて初めて、その存在に気づけるのです。

 「気」という、目に見えない力をチャージするためには、「心の注意力」を「丹田」に向け、その状態を、じっと動かないで維持するのです。

        
 
 A図 B図  C図 
   
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