第一章
29 陳式から呉式に

 

 さて今度は、陳式上海架式の単鞭から、呉式上海家の単鞭をイコールでつないでみます。この陳式の形は一般に知られている単鞭とは異なっていますが、私が私の師匠兪棟梁老師から学んだ形です。

 私は兪老師に学ぶ前から7年間、陳小旺老師の新架式を学んでいましたから、最初かなり違和感を感じました。しかし長くこの套路を練習していくうちに、この左手首を反らせない形の単鞭が最も原型であると理解しました。

 つまり、太極の「站椿功」の状態から、両手を前方に伸ばし、右手を拳に、左手は掌(陰掌)にした形なのです。

 呉式の単鞭はイラスト1の形から体重を右足に6分かけ、上体を左斜めに向けます(イラスト2)。同時に左手が左斜め前方に突き出されます。右手の鉤手もやや変化します。

     
イラスト1     イラスト2
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