16 第六感とは



  
 第六感というと、何か特殊で、ごく一部の人がもつ「超能力」であると考えていませんか?そうではないんですよ。第六感は誰もが持っているもので、「触覚」という最も原初の感覚の高度な段階のことなのです。

 五感は正しくは「四感覚プラス一感」であるということは、すでに説明しました。その触角は六十兆というすべての細胞の持つ「知覚力」ですが、私たちは一般に、「触る」感覚であると理解していますね。
 
 直接触れなくても「触覚」は働きます。手を体のどこかに近づけると触れていないのに「暖かさ」とか、「冷たさ」とか何かの感覚が得られますね。頭部に注意を向けると、「圧力感」が強まってきます。こうして注意を向けて「気」を集めるることで、「触角」ははたらきます。

 体の中に注意を向けていくトレーニングを続けていくと、自分自身の内臓、五臓六腑が、背骨の各椎骨が、どんな状態なのかを直接感じることができるようにもなります。そんな感覚が「内視」と呼ばれる力です。「内視鏡」で胃の内部を見ることができますが、触覚の力が高い状態になると、直接に意の健康状態が「見える」のです。

 さらには、自分以外の他人の体の健康状態にも「知覚」が働くようになります。このような五感を超えた知覚力が第六感なのです。
   
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