「気」のボール実践法

その1 「両手の開合」

 この実践は、シェイクダンスの直後に行うとわかりやすいでしょう。

  1. 両手を熱くなるまでこすり合わせる。(イラスト29)
  2. 両手は約10センチほど間隔を開け、その空間に注意を集中し、しばらく待つ。(イラスト30)
  3. 両手をゆっくり開く。そのとき手の指は、ちょうどやわらかい餅をつまんで引き延ばすようにややすぼめる。40〜50センチほど開いたら閉じ、それを繰り返す(イラスト31・32・33)。
イラスト29 イラスト30 イラスト31 イラスト32 イラスト33

 アドヴァイス

 両手の間に、まるでアコーデオンを弾いているような、不思議な圧力間、粘っこさを感じるようになります。目で見ても、何も見えません。頼りは、手のひらの皮膚感覚です。呼吸を合わせて、両手を開くとき息を吸い、閉じるときはくようにすると圧力間がさらに増すでしょう。


その2 「気のボール」の昇降
  1. 両手を向かい合わせ、両手の中に約10センチくらいの「気」のボールを持っているとイメージする(イラスト34)。
  2. そのボールを、ちょうど水の中に沈めるようにゆっくり両手を下に下ろす(イラスト35)。
  3. 手のひらを返して上に向け、ボールが落ちないようにする(イラスト36)。
  4. そして重いボールを持ち上げるようにイメージし、頭上まで上げる(イラスト37)。   
  5. 両手をボールの上にもっていき、ボールが浮かび上がって逃げていかないように捕まえる(イラスト38)。   
  6. ゆっくりとボールを引き下ろしてくる(イラスト39)。
  7. 以上を何度も繰り返す。 
イラスト34 イラスト35 イラスト36 イラスト37 イラスト38 イラスト39
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