鶴と蛇と太極拳
起の章

 
 16 虚歩とは


  「虚歩」の虚とは軽いという意味です。つまり、体重をかけない足です。

 ですから、左足を前に出す虚歩は左足が「虚の足」ですから、「左虚歩
」と呼びます。右足を、前に出すと「右虚歩」と呼ばれます。

 前に出す足は、

 1 つま先を付けてかかとを浮かせた形(白鶴亮翅)

 2 かかとを付けてつま先を浮かせた形(手揮琵琶)

 3 足の裏全体を床につけた形(倒巻肱)

 この三タイプあります。


                                                                                                                          
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