引き締める要点 |
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まず大きく見て、体の前面は「陰」で弛みやすく、後側は逆に「陽」縮みやすいということでしたね。それによってさまざまな病気が発生し、老化が進行します。ではどうすればいいでしょうか? つまり、そうした緩んだ場所を引き締め、緊張している場所を緩めてやる必要があります。ここで紹介する基本エクササイズは、体を整えるための基本であると捉えてください。それぞれ独立させて生活の中で実践していただければいいでしょう。 |
1 首と肩の引き締め |
首の部分はとても大切です。赤ちゃんの首がすわると両親はホッとします。首はネック(neck)です。頭部と胴体をつなぐ結び目、ノッド(node)です。 首の前面が弛むと、顎が前に突き出てしまいます。その状態は、多くの現代人の基本姿勢になってしまっています。マラソン選手が顎を出して走っていたら、もうその選手はリタイヤ寸前だということを示しています。完走したとしても良いタイムは期待できません。 首が前傾してその状態で生活していれば、首の後ろや肩の部分の筋肉に「於血」が溜まって、頭痛や肩こりの原因になります。 また、首の後ろや肩の肩甲骨のあたりの筋肉は、常時緊張状態が続いています。逆にいつも猫背の姿勢で胸を締め付けて呼吸が浅くなっている人も多いですね。 このエクササイズでは、首と肩のストレッチと引き締めを繰り返します。この運動は座っている時でも、立っているときでも実践できます。デスクワークで緊張した肩をほぐすのは仕事の能率を上げるためにも必要です。 |
実践法 「亀のエクササイズ」
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握固(あっこ) | |||||
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