「気」をチャージする


 「気」は、あらゆる場所に存在しますが、すべて同じではありません。「気」の濃度や性質はさまざまに変化します。

 たとえば空間の「気」は一時的に濃度が濃くなってもすぐに散ってしまいます。「気が散る」という表現がありますが、まさに「気」が散るのです。

 「気」を強化するためには水を利用するのがいいでしょう。なぜなら水は「気」のエネルギーをチャージする能力があるからです。

 ここにA・B二個のコップがあり、それぞれに水がはいっています。どちらも同じ水道の水です。そのコップの水の中には、すでにどちらにも「気」がほぼ同じ分量含まれています。

 さて、あたなはAのコップを手に取り、そのコップの中の水をジッと見ます。3分間見つめます。この時、あなたの目からコップに「気」のエネルギーが流れていきます(註参照)。

 そのAのコップをBの側に置きます。外見上はAとBのコップは同じに見えますが、実はAとBの水は、すでに同じではなくなっています。Aのコップの水にはあなたの目から放射された「気」のエネルギーが強くチャージされているのです。

 もちろん一般的な感覚ではこの違いは分からないでしょう。しかし、もしもその水で植物を育ててみれば、何週間か後にその結果がハッキリあらわれるでしょう。Aの水で育てた植物は、Bの水で育てた植物に比べていきいきと育っていくでしょう。


 
註 「気」を放射するということは特殊なことではなく、いつでも、だれでも無意識に行っているのです。私たちの目や手からは特に「気」が放出されています。
 何かを見るとき、目からは強く「気」が放出されます。目を閉じるとその放出が止まります。「眼光が鋭い」人というのは、そういう力が強い人なのでしょう。
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