たんとう功の状態から、体重を右足にかけると、これが「陽の立ち方」です。その時、体重をかけた右足は「実の足」と呼びます。左足は地面についていますが体重をかけません。体重をかけない足を「虚の足」と呼びます。
左にかけると、「陰の立ち方」です。同様に、体重は百パーセント左足です。左足を実の足、そしてその時右足は「虚の足」です。
一般に、「陰の立ち方」「陽の立ち方」というような呼び方はしませんが、説明をわかりやすくするために、あえて名前をつけてみました。
(実はこの立ち方は、第三章で「中心軸」を学んだあとに変化しますが、これはまず第一段階としての理解を示すものです。)
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