誰にも聞けない太極拳の疑問 |
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第十章 根本的な理解 |
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1 柱を感じるエクササイズ -その1- |
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質問 基本パターンで説明されていることが分かりません。 答え わからなくても問題ありません。これから説明していきますから。 第九章の最後に説明した左右の野馬分ぞうの違いは、おそらく多くの人にとって実践がむづかしいのではないでしょうか。ハッキリ言いますと、わからなくても問題ありません。これから説明していくことを一歩一歩理解していけば、次第に体得することができるはずです。 この章では、蛇の動作に不可欠の天地をつなぐ「柱」について基礎から説明していくことにしましょう。「柱」の概念は太極拳の理解になくてはならないものです。 理論は後から加えていくことにして、まず、実践方法を紹介しましょう。 |
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1 まず、足を肩幅に開いて立ち、右手を頭上にあげ、掌を上に向けます。右掌のくぼんだ所(労宮)と、右足の裏(湧泉)が垂直線でつながるようにします(イラスト1)。 2 同じことを左側(左手のひらと左足の裏)でも試してみてください。 ワンポイントアドヴァイス 一度鏡で自分の姿を見て、右手のひらと右足の裏が、垂直線に合うようにします。 |
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イラスト1 | ||||||||
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