気楽に瞑想術


第一章


 陰と陽のバランス
    
     

 

 瞑想(メディテーション)のさまざまな方法には、共通の目的があります。それは陰と陽を「つなぐ」、「バランスをとる」ということです。

 陰陽の概念は、月と太陽で表わされます。太陽は自ら光る星で、月はその太陽の光を受けて光る星です。太陽は「陽」で月は「陰」です。
 
「心」は陽で、「体」は陰です。心が体をコントロールするためです。もちろん目で見えない心を「陰」ととらえて、見える体を「陽」ととらえることもできます。

 瞑想はこの「心」と「体」をつなぎ、そのバランスをとるという目的があるのです。

 心身症という病気があります。これは、「心」と「体」のつながりがうまくいかなくなった状態、バランスを崩してしまった状態です。過度の精神的なストレスから自律神経が乱れ、内臓の働きを乱しているのです。

 過敏性の胃腸障害、気管支喘息や頭痛、月経不順などで、原因がこのような精神的ストレスにある場合、症状を抑えるだけの薬では、本質的にその症状を改善することはできません。

 そのためにふさわしいのが、瞑想です。瞑想には精神的な深いリラックス効果があり、その結果、自律神経を調整し、心身症の根本的な治療になります。


 


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