大腰筋運動
 その2「踵を上げて上体を回す」


 次に、上体を回転させながらかかとを持ち上げるようにします。これも大腰筋(腰椎の五つの椎骨と大腿骨上部をつなぐ筋肉)運動です。


1 足は肩幅に開き、上体を左に回し、同時に左の踵を持ち上げる。両腕は、自然に振れるのにまかせる。(イラスト1・2・2’)。
2 同様に上体を右に回し、右の踵を持ち上げる(イラスト3)。
3 2と3を繰り返す。(できるだけ多く)

イラスト1 イラスト2
イラスト2’ イラスト3

アドアヴィス

 両手を体に巻きつけるようにする行法は気功で「スワイショウ」と呼ばれています。「スワイショウ」は中国語で「手を振る」という意味です。一般に実践されているスワイショウはすでに大腰筋運動ですが、さらにこうして踵を持ち上げるようにする事でその効果が倍増します。

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