その3 含胸抜背(がんきょうばっぱい) 


 含胸とは、胸を緩め、内側にやや窪ませるようにすることです。そうすると肩甲骨の間が自然に広がります。腰のそりも無くなり、ちょうど背中に一本定規をさしたようにまっすぐになること、それが抜背です。その要求を満たすためには次の「沈肩墜肘」と「収腹提肛」というふたつの要求が必要になります。
両手の指を胸につけて両肩甲骨が広がるようにします。 腹部をへこませて腰が壁にぴったりつくようにして、背骨をしっかり上下に伸ばします。
 
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