第一章
16 「陽」の姿勢
「太極」の姿勢からやや上体をのけぞらせます。この姿勢をとるとき、「力」は上体から両脚まで沈みます。誰でもこの姿勢をとれば、「力の下降」が起こりますが、それを感じられなくても問題ありません。大切なのは必ず、この姿勢をとるときは顎を引き、首の後ろを伸ばすことです。
両腕は自然に、やや頭部に引き寄せられます。同時に漏らすように息を吐きます。
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