鶴と蛇と太極拳
起の章


 9 ボールを抱えるように立つ

 
 さあ、中腰の姿勢になってみましょう。イラストEのように両手は胸の前でボールを抱えるようにして、膝を曲げて立ちます。足の指先はイラストFのように降ろします。この降ろした時も、体重はしっかりと後ろに保たれているようにします。もし、わからなくなったら、また指先を持ち上げてみれば、いいでしょう。

イラストD
イラストE イラストF
 この実践法は、太極拳を知らない人にもおすすめです。朝、起きて、食事の前に5分間、または夜、就寝前に5分間練習することを日課にしていけばいいでしょう。

 一か月それが続いたら、もう少し長く練習したくなってくるはずです。その時は、10分に延ばすこともできますね。
                                                                                                                          
 [BACK][TOP] [HOME] [NEXT]