このような立ち方をするためには、さらに、大切な理解があります。 会陰を引き上げ(提肛)、腹直筋を聞き締め(収腹)、イラスト18のように足の裏の指先を全部持ちあげてみるのです。すると、体重は後ろにかかります。重心が後ろにかかったのを確認して、指先を下します(イラスト19)。 指を持ち上げると、すねの部分の筋肉がしっかり張ってくるのが感じられますね。そのむこうずねの感覚をしっかりと覚えておいてください。次に出てくる「太極とう」でひざを曲げて立つときにとても大切になってきます。